2011年05月21日 09:06（）

「L.A. ノワール」ブロガープレゼンテーション行ってきました！

「L.A. ノワール」ブロガープレゼンテーションに参加してきました！

◆「L.A.ノワール」とは◆

L.A.ノワール（L.A. Noire ）は、アメリカのロックスター・ゲームズ社（制作はチーム・ボンディ）から発売される予定のコンピュータゲームソフト。当初はプレイステーション3用ソフトのみでの発売を予定していたが、後日Xbox 360用としてもソフトを発売することが発表されている。
ゲームでは忠実に再現された1947年のロサンゼルスを舞台に、プレイヤーは一連の殺人事件に潜む謎に挑んでいく。
ゲームタイトルの『ノワール（Noire）』が示す通り、このゲームはストーリー内容や映像効果等にフィルム・ノワールの手法や雰囲気を盛り込み、ゲーム中でも独自の色表現を用いるなどフィルム・ノワールをオマージュしている。腐敗や麻薬が横行している街、ジャズがメインのバックミュージック、そんな戦後を意識したゲーム設定も、40年代の刑事ものによく用いられていた、ストーリーを盛り上げる時代背景描写の方法から来ている。
またL.A.ノワールは、チーム・ボンディ（Team Bondi）のオリジナルゲームエンジンとライトスプリント（Lightsprint）社のリアルタイムGI技術による表現力でも注目されている。32個ものカメラで全方位から、ゲームキャラクターを演じる俳優の顔の表情を読み取り、ゲーム中に反映させるという新しいモーションスキャン技術も用いられている。（wikipedia より引用）

リンク：L.A.ノワール公式サイト

ってことでロックスター・ゲームスの新作「LAノワール」のブロガープレゼンテーション行ってきました！

海外ではもう既に発売されていますが、日本語版もちゃんと発売します。
ちなみに日本語版の発売日は7月7日となっており、ハードはPS3/Xbox360のマルチプラットフォームで発売予定！

◆イベントレポ◆

LAノワールは今までロックスター・ゲームスから発売されたGTシリーズやRED DEAD REDEMPTIONとは少し違ったゲームになっていました。

まず大きく違う点は一人プレー専用ゲームという点です。オンラインのマルチプレイは存在しません。

今回の「L.A.ノワール」はストーリーに重点を置いたゲームとなっています。

動画を見て頂ければわかると思いますが、舞台は1947年のロサンゼルスでオープンワールド型のアクションアドベンチャーとなっております。

プレイヤーは、退役軍人で現在はロス市警に勤める刑事コール・フェルプスとなり、数々の凶悪犯罪に挑んでいきます。

今回の「ブロガープレゼンテーション」では交通課の「堕ちた偶像」というストーリーを見せていただきました。

ちなみにミッションは、パトロール課・交通課・殺人課・防犯課・放火特捜課と5種類存在し、初めはパトロール課からスタートし、ストーリーが進んでいくに連れ部署のランクが上がり、難易度が上がっていくようです。

◆交通課ミッション「堕ちた偶像」キャプチャー◆

内容はネタバレになるのでここでは書きませんが、どういうふうにストーリーを進めていくのかを紹介させてもらいます。

プレイヤーは刑事コール・フェルプスとなり事件を解決するために事件現場に行って調査し証拠を集めたり、参考人から証言を聞いたりし事件解決へ糸口を見つけるように行動していきます。

聞き込み捜査をするにあたってただ単に話を聞くだけでなく、関係者の顔の動き・目線の合わせ方から「信用する・疑う・反証する」を自信で選び事件解決のためにストーリーを進ませます。

今作「L.A.ノワール」は人物の顔の動き・体の動きに物凄く力を注いでいるようで、実際にプレイすればわかると思いますがとにかく凄いです。人間の顔・体の動きが忠実に再現されています。

ロックスター・ゲームスと協同開発を行っているTeam Bondi独自の「MotionScan」技術が用いられているようで、役者の表情のニュアンスまで再現されいて、登場人物達の心理変化が丁寧に描かれています。

この「MotionScan」技術のおかげでプレイヤーが本当に刑事となり事件を解決している感覚を味わうことができると思います。

◆質疑応答◆

Q:レッド・デッド・リデンプションの頃と比較して相当に早いローカライズが実現されますが、これはローカライズ体制が変更されたと言う事でしょうか？
A:日本市場の重要性も考えた上でなるべく早く発売できる体制を整えました。もう少し時間は掛かるかも知れませんが、いずれは日本も含めた世界同時発売も実現したい。

Q:ローカライズについてもう一つ質問します。ロックスターのゲームはボイスアクターの演技も高く評価されていますが、最終的に日本語ボイスによるローカライズは視野に入れているのでしょうか？
A:本作品に関しては実際の俳優によるボイスが採用されていること、登場人物が400人近いと言う事もあって日本語吹き替えは現実的ではありません。そして世界観を重要視するロックスターのポリシーとしては、日本語ボイスの採用は今までのファンから支持されてきた方向性とは違うと考えています。

Q:海外版と日本版の違いはありますか？
A:殆どの部分で海外版との違いはありませんが、一部ヌードシーン等を規制する事になります。RDR同様に実際にプレイしたとしても判らないレベルでカットします。ゲームプレイやストーリーに関して規制はありません。

Q:360版はディスクが3枚との事ですが、頻繁な入れ替えが発生するのでしょうか？
A:最初から最後まで続けてプレイするならばディスクの入れ替えは2回のみです。但し過去の事件を再プレイする際にはディスクの入れ替えが発生します。

Q:プレイ時間の目安は？
A:30時間が目安になります。

Q:RDRのようなサイドミッションはありますか？
A:ストーリーの本筋とは関係のない細かな事件等が用意されています。

Q:ソーシャルクラブの日本語化予定は？
A:検討中です。

Q:車の中で流れる音楽について
A:当時の雰囲気に浸れる音楽を多数収録しています。

Q:ゲーム中に登場するクルマの種類は？
A:100種類以上。クルマに関するミニゲームやトロフィー（実績）も用意されています。また、今作ではクルマを奪うことは出来ないが警察の力で借りることが出来ます。

Q:開発を手がけたチームボンダイはオーストラリアのデベロッパですが、モーションスキャン等はどこで行われたのでしょうか？
A:モーションスキャンに関しては400人以上の俳優を収録する関係もあり、最終的にはロスで行っています。モーションスキャンを開発したのはチームボンダイの傘下会社になります。
メインとなるプログラム等はオーストラリアで開発され、ロックスターノースがほぼ全てを監修しています。チームボンダイはロックスター傘下スタジオではありませんが、「L.A.ノワール」に関してはロックスターテイストが感じられる作品に仕上がっていると思います。

Q:マルチプレイは？
A:ゲームの世界観や雰囲気を崩すような無理矢理なマルチプレイを搭載する予定はありません。

Q:コミカルな事件等はあるのでしょうか？
A:全体的に寂しい暗い話が多いです。1947年はロサンゼルスの殺人率が一番高かった年で、当時に実際に起きた事件をモチーフにしています。ただ、登場人物や主人公フェルプスの会話等にコミカルな要素や台詞は盛り込まれています。

Q:ゲーム内の時間の考えについて
A:事件のシーン毎に時間が経過していきます。例えば新たな目的地への到着が間に合う、合わないでは展開が異なる場合があります。

（質疑応答は「げーむかな～」様より転載させ頂きました。
ありがとうございました。）

◆感想◆

まずはじめに思ったことが、グランド・セフト・オートとは全く違ったゲームだということです。

今までのロックスター・ゲームスが作ってきたゲームとはひと味違うストーリーで物凄く作りこまれているというのが本作の一番の魅力だと思います。

グラフィックも綺麗ですし、MotionScanでキャラクターの表情を表現しているのは本当にすごかったです。

初心者でも楽しめる内容になっていると思いますし、GTシリーズのファンでも楽しめる内容になっていると思います！

発売日に日本語版を購入してプレイしたいものです。早くプレイしたい方は海外版を買ってみるのもいいかも＾＾